アニコムクラブ理事公募のご案内

アニコムクラブ理事応募に際して

 
岡田 耕二
 
 オーストラリアのメルボルン大学ブルース・ヘッディ助教授らは、ドイツ、オーストラリア、中国の3カ国でペット飼育と人の健康に関する大規模な合同調査を実施し、ペットを飼っている人は飼っていない人に比べて年間で医療機関に通う回数が15%〜20%ほど少なかったという結果を発表しました。これをもとに試算するとドイツではおよそ7,547億円、オーストラリアでは約3,088億円の医療費減に相当する効果です。高齢化社会に直面する現代において、ペット飼育による経済効果の大きさが浮き彫りにされました。(IAHAIO主催『第10回 人と動物の関係に関する国際会議』より)

 ペットと暮らすことは、もはや単なる癒しではなく社会が抱える問題の解決策のひとつになると言えるのかもしれません。こういった情報を社会に伝えていくべき存在がアニコムクラブなのではないでしょうか。

 ペットブームといわれる昨今、人間の家族同様にペットと暮らしている人もいれば、アクセサリーのように扱う人まで様々です。ペットと人間が幸せな距離感で生活するために、不足している情報はまだまだ数多くあると思います。しつけ、ペットフード、病気や迷子になってしまった時、心配なこと、困っていることは数多くあります。

 これらの問題に関して会員にアンケートを行いその結果を公表すれば、それは正に一般の人々の声だと言え、ペットと暮らす人たちへのよりよいサービスの源になります。20万人の会員がいるアニコムだからこそできることではないでしょうか。

 一方的な発信だけでなく、時には会員の声を集め、意見を集約し、ペットと暮らすための正しい情報を発信していくことで、ペットとの幸せな生活を送る人々が増えれば、医療費削減が実現できる・・・。その可能性を感じます。



 >>武村 俊治様 『アニコムクラブの今後の発展について』